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手術室から [みっちゃんの事]

1周期 25day 36.36℃ (高温期14日目)
体温がさがっちゃった。。
あわ~ぃ期待をしつつ・・・

6月突入。今日は爽やかな気候でとっても過ごしやすい。
とりあえず・・・連日・・みっちゃん話を、書いていくつもりです。
(・・気持ちの整理を兼ねてます)

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緊急の帝王切開は全身麻酔でした。
手術が終わり意識が戻っている事を確認する為に、手術台の上で名前を呼ばれて目が覚めた。

ぼんやりした頭で、なんでここにいるんだろう?周りをゆっくり見て、手術着を着た人が何人か居るから(あ~、手術終わったんだ)と気が付いた。電気がまぶしい部屋で誰も声をかけてこない。
「手術終わったんだ・・・」声に出しても誰も見ない。
「赤ちゃんは・・・?」不思議に近くの人も全然気づいてないみたい。私はてっきり、麻酔で口のろれつがまわってないのかなと思い、もう少しはっきりと大きめの声で
「赤ちゃんは?」
今度こそ、はっきり聞こえるように言ったのに・・・皆、全然聞こえてないみたい。その時、おかしいなって思った時、一人の看護婦さんが私に話しかけてきた。
「部屋に戻ってから、先生が説明しますね。」

なんで?・・少しくらい話してくれてもいいはずなのに。。
あの時・・・自分の部屋に戻るまでに・・一瞬何か嫌なイメージが頭をよぎったけど、まさかね。。
ガラガラと部屋に連れてこられて・・・
先生がやってきた。

その時の説明は、何故かあまり覚えていません。
うそだ 嫌だ。
そんな否定的な、拒否反応の塊りみたいだったかも。
皆が騙そうとして、嘘をついているみたいな変な錯覚。

旦那さんが、先生の後ろあたりからひょっこり顔を覗かせて・・・
私の顔を見れて安心したのか、一瞬笑顔だったけれど、涙に変わって・・・。

旦那さんが「みっちゃん・・・連れてこれるけど、抱っこする・・?」
って聞かれたとき
「嫌だ!」
死んじゃったなんて、信じたくなくて抱っこを拒否してしまったの。今思うと、なんて冷たいママだったんだろうと思う。その時も自分が信じたくないて・・・抱っこしたくないわけじゃなくて・・・死んでしまった事を認めたくなかった。旦那さんも困惑して、ちょっと廊下に戻ってみっちゃんを連れてきた。綺麗に白いガーゼ?に包まれて。
「ほら。。みっちゃんだよ」って。
多分、その時も・・・抱っこしたくないって突っぱねた気がします。(頑固者なので・・・)
本当に・・・いやだ・・・うそだ・・・そんな言葉が頭にぐるぐる回っていた気がします。

手術が終わって、旦那さんがうちの両親を呼んでくれたので間もなくして駆けつけてくれましたが、その時になってやっと、みっちゃんを初めて抱っこをしたんです。。多分・・・親の力ですかね・・。救いを求める時の、安心感がきっとあったのかも・・・・しれません。

抱っこする時に
「みっちゃん、ごめんね・・ごめんね・・ごめんね・・」
泣きながら何度も何度も謝っていた。無意識に、ずっと。。
苦しかったよね。。生きたかったよね。。あとちょっとだったのに・・・お母さんが、我慢できなくてごめんなさい。

今でも、みっちゃんへの気持ちは変わっていないよ。
今も、あの時をすぐ思い出せる。忘れたりしない。


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りなっち

読んでいて涙が溢れてきてしまいました。
玉吉さんのお気持ち、旦那様のお気持ちを考えると
本当に言葉も見つからなくて…。
妊活をしていて凄く感じていることは、旦那様と出逢えることから始まって、
妊娠、出産、育児と全てが奇跡の積み重ねなのかなぁと。。

by りなっち (2010-06-02 09:10) 

玉吉

りなっち様
ナイスとコメントヾ(。・ω・。)ノぁりが㌧★

本当に、色んな道を乗越えて・・・乗越える都度に、夫婦の絆と家族の結束と・・・深くよりしっかりした物になるのかもしれませんね。。旦那さんが居なかったら・・・きっと乗越えられなかったと思います。。ありがとうございました。
by 玉吉 (2010-06-02 10:28) 

玉吉

dixy様
ナイスをヾ(。・ω・。)ノぁりが㌧★
by 玉吉 (2010-06-02 10:28) 

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